PixVerseが4.39億ドル調達、評価額20億ドル超えで動画生成AI競争が激化
動画生成AIスタートアップのPixVerseが4.39億ドルの資金調達を完了しました。これにより企業評価額は20億ドル(約3100億円)を超えました。調達資金は同社の「ワールドモデル」技術の拡張と、地域をまたぐ顧客獲得に充てられる予定です。
動画生成分野ではRunway、Pika、OpenAIのSoraなどがしのぎを削る中、PixVerseは大規模資金を武器にどこまで差別化できるかが焦点となります。ワールドモデルとは、物理環境の理解と予測を統合した次世代のAIアプローチで、単なる動画生成を超えた応用が期待されています。
Nous Researchが15億ドル評価額での資金調達を協議、Hermesエージェントで注目
オープンソースAIモデル「Hermes」シリーズで知られるNous Researchが、15億ドル(約2330億円)の企業評価額での資金調達ラウンドを協議中であることが分かりました。最低7500万ドルを調達する見通しで、Robot Venturesがリードし、USVなどの著名投資家が参加すると報じられています。
Nous Researchはオープンソースコミュニティで高い信頼を集めており、Hermesシリーズはエージェント用途に最適化されたモデルとして注目を集めています。商用クローズドモデルに対するオープンな代替としての価値が、投資家の評価に繋がっているとみられます。
NVIDIA B300向けFP4アテンションカーネルがFA4比1.69倍の高速化を達成
NVIDIAの次世代GPU「B300」向けに最適化された新しいFP4(4-bit浮動小数点)アテンションカーネル群が発表され、従来のFlashAttention-4(FA4)と比較して最大1.69倍の高速化を達成しました。
これは推論コストの削減に直結する成果です。FP4量子化は精度を保ちながらメモリ使用量と計算量を大幅に減らす技術で、大規模モデルの実運用において重要な意味を持ちます。B300アーキテクチャの特性を活かしたカーネル最適化が進むことで、ローカルLLMの実用性もさらに高まると予想されます。
アクセンチュアとOpenAIが語る「日本企業のAI変革」の突破口
アクセンチュアとOpenAIの協業について、ITmediaが詳しいインタビュー記事を掲載しました。多くの日本企業がAIを実証実験や一部業務の効率化で止めてしまい、全社的な変革に踏み込めていないという課題をどう突破するかがテーマです。
アクセンチュアは、部門をまたいだ業務プロセス改革にOpenAIの技術を組み合わせることで、単なる効率化を超えた組織変革を実現できると考えています。日本企業特有のサイロ化された組織構造において、AIを触媒としたクロスファンクショナルな変革が可能かどうかは、今後の競争力を左右する重要な要素になりそうです。
Uberが「AV Labs」で自律走行データ事業に本格参入
Uberのプロダクト責任者Sachin Kansal氏が、同社の自律走行戦略についてTechCrunchに語りました。新設の「AV Labs」というデータ運営部門を通じて、自律走行の精度向上に不可欠なデータインフラを構築しているといいます。
また、Waymoとの関係については「複雑化している」としつつも、自社では自動運転車を所有せずパートナーシップモデルを維持する方針を示しました。配車プラットフォームの事業者として、AIが乗客やドライバーの体験にどう現れてくるかについても言及しており、UberがAI企業としての側面を強めていることがうかがえます。