NVIDIA、550Bパラメータの「Nemotron 3 Ultra」を公開
NVIDIAが大型言語モデル「Nemotron 3 Ultra」をリリースした。総パラメータ数550B、うち55BがアクティブというMoE(Mixture of Experts)アーキテクチャで、コンテキスト長は最大100万トークンに対応する。
長時間稼働するAIエージェント向けに最適化されており、推論効率を高めつつ大規模なコンテキスト処理を可能にした点が特徴だ。Hugging Faceでも既に公開されており、ローカルLLMコミュニティでも注目を集めている。同時に、Nemotron 3.5 Content Safetyというマルチモーダルセーフティモデルも発表され、エンタープライズ向けの安全性強化も並行して進められている。
Cloudflare CEO:「Webの未来はペイ・トゥ・クロール」
CloudflareのMatthew Prince CEOが、インターネット上のボットトラフィックが人間のトラフィックを追い抜いたと発表した。以前「2027年末頃」と予測していた時期から大きく前倒しされた形だ。
Prince CEOはAIエージェントの急増が原因と指摘し、「明らかに今後はペイ・トゥ・クロール(有料でのクローリング)になる」と結論づけた。Webコンテンツの収集・活用を巡るビジネスモデル転換の予兆として、コンテンツ制作者とAI企業双方に影響を与えそうだ。
AI企業のIPOラッシュが加速
トップクラスのAI企業が相次いでIPO(新規公開株)の準備を進めている。WIREDの報道によると、その勢いは一部の不動産物件で「現金だけでなくAnthropic株での決済」を募集するレベルに達しているという。
OpenAI、Anthropicを筆頭にしたAI企業群の上場ラッシュは、AIセクター全体のマネーサイクルが「ベンチャーキャピタルから公開市場へ」と移行しつつあることを示唆している。
バイブコーディング需要でSupabaseが105億ドル評価額に
オープンソースデータベースプラットフォームのSupabaseが、5億ドルの資金調達を実施し、企業評価額は105億ドルに達した。CNBCの報道によると、背景にあるのは「バイブコーディング」と呼ばれる現象だ。
バイブコーディングとは、AIコーディングアシスタントを使って自然言語の指示だけで開発を進める手法。AI駆動開発の広がりが、バックエンドインフラ需要を押し上げ、Supabaseのようなプラットフォームの成長を後押ししている。
航空会社がAIで「共感」を偽装、プロンプト誤送信で発覚
ある航空会社が、顧客対応においてAIを使って偽の「共感」を生成していたことが判明した。乗客の一人に誤ってAIプロンプトが送信されたことで発覚したもの。
問題の解決ではなく感情的な寄り添いをAIで演出するという姿勢は、AIの倫理的利用を巡る議論を呼び起こしている。
カナダ、AI国家戦略で25万人雇用・GDP3%向上を目指す
カナダ政府が新たなAI戦略を発表した。Reutersの報道によると、同戦略では25万人の新規雇用創出とGDP3%の引き上げを見込んでいる。
国家レベルでのAI投資加速は、米中に次ぐAI大国を目指す動きとして注目される。
LM Studio、iPhoneでローカルLLMモデルの実行を可能に
LM Studioが新機能「LM Link」をリリースし、iPhoneから最大規模のローカルLLMモデルをリモート実行できるようになった。
PC上で動作するモデルをiPhone経由で操作・利用できる仕組みで、モバイルデバイスでのローカル推論の実用性が一段と高まった。