Xiaomi、311Bパラメータのマルチモーダルモデル「MiMo-V2.5」をリリース

XiaomiがMiMo-V2-Flashバックボーンをベースにした大規模マルチモーダルモデル「MiMo-V2.5」をHuggingFaceで公開した。テキスト・画像・動画・音声を統一アーキテクチャで処理するネイティブマルチモーダルモデルで、長文脈推論とエージェントワークフローにも対応する。

ハイブリッドアテンション機構を採用し、スライディングウィンドウとフルアテンションを交互に配置する設計により、長いコンテキストでも効率的に処理できる。HuggingFaceでは2,600以上のダウンロードを記録しており、オープンマルチモーダルモデルの新たな選択肢としてコミュニティの注目を集めている。

OpenAI、Microsoft提携改訂の翌日にAWS Bedrockに上陸

MicrosoftとOpenAIが排他的パートナーシップを解消してからわずか1日後、AWSがAmazon Bedrock上で3つのOpenAIオファリングの提供を開始した。その中には両社が共同構築したエージェントサービスも含まれている。

これまでOpenAIのモデルはAzure経由でのみ利用可能だったが、この動きにより主要クラウド3社(Azure、AWS、Google Cloud)すべてでOpenAIモデルが利用可能になる流れが加速している。クラウド事業者間の競争がAIプラットフォームの選択肢を広げる方向に働くことになりそうだ。

ホワイトハウス、Anthropicの連邦政府アクセス復活に向けガイダンス作成

米ホワイトハウスは、連邦政府機関が再びAnthropicと取引できるようにするガイダンスの作成を進めている。新モデル「Mythos」へのアクセスも含まれる見通しだ。

先のペンタゴンを巡る対立で、Anthropicは連邦政府との取引に制限を受けていた。この動きは、安全保障上の懸念とAI技術の政府利用のバランスを巡る継続的な調整プロセスの一環とみられる。AI企業と政府機関の関係の在り方が、技術開発のペースそのものに影響を与えつつある。

Firestorm Labsが8,200万ドル調達——コンテナで前線にドローン工場を

防衛テックスタートアップのFirestorm Labsが8,200万ドル(約123億円)を調達した。コンテナサイズの工場でドローンを製造し、前線に直接届ける構想を実現しようとしている。

AIを活用した自律型ドローンの需要が防衛分野で高まる中、製造から展開までのリードタイムを劇的に短縮するアプローチとして注目される。従来の中央集権的な兵器調達モデルを分散型に転換する試みでもある。

IK_LLAMAがQwen3.5のMTP(Multi-Token Prediction)に対応

オープンソースのLLM推論エンジンik_llama.cppで、Qwen3.5のMulti-Token Prediction(MTP)をサポートするPRがマージされた。MTPは複数トークンを同時に予測することで推論を高速化する技術で、投機的デコーディングと相乗効果が期待される。

Qwen3.5の27BパラメータモデルでQ8_0量子化済みのGGUFがすでに公開されており、ローカルLLMコミュニティで実用的な高速化がすぐに試せる状態になっている。

1,000万件の論文をインタラクティブな意味空間マップに可視化

Reddit MachineLearningコミュニティで、最新の1,000万件の学術論文をSPECTER 2でエンベディングし、UMAPで次元削減したインタラクティブな意味空間マップが公開された。

Voronoi分割によるセマンティックな「近隣」の自動分類や、キーワードと意味検索のハイブリッドクエリ、研究機関・著者・トピックのランキング分析など、学術研究のナビゲーションに新たなアプローチを提供している。OpenAlexをデータソースとしており、誰でも無料で利用可能だ。