GoogleがGemini 3.5 Flashにコンピュータ操作機能を統合

Googleは「Computer Use」機能をGemini 3.5 Flashに直接統合し、モデルが自らコンピュータやブラウザ、モバイルデバイスを操作できるようにしました。OSWorldベンチマークで78.4点を記録し、GPT-5.5と同等の性能を示しています。開発者はGemini APIを通じて、ソフトウェアテストやオフィス自動化のためのエージェントを構築できます。

これは、AIモデルが単にテキストを生成するだけでなく、実際のデバイスを操作する「エージェント」の実用性が大きく前進したことを示唆しています。GoogleとOpenAIの間で、コンピュータ操作能力をめぐる競争が激化しそうです。

OpenAIが「エージェントは仕事をどう変えるか」の研究を発表

OpenAIは新しい研究論文で、AIエージェントが仕事のあり方をどう変革するかを発表しました。より長く複雑なタスクの実行が可能になり、職種を超えて生産性が拡大すると示しています。

エージェント技術は、単発の質問応答から、複数ステップを自律的に完了するワークフローへとAIの活用範囲を広げています。企業での実用化に向けた基礎データとして注目されます。

Meta社員がAIモデレーションの急速な展開に警告

Metaの社員から、AIによるコンテンツモデレーションの展開が早すぎるという警告が出ています。2025年の時点で、Metaは人間によるモデレーション要求の約半分を大規模言語モデルに置き換えており、年末までに特定のコンテンツタイプでは90%以上に引き上げる目標を掲げています。

AIモデレーションの精度と公平性については、社会的重要な議論が続いており、内部からも懸念の声が上がっていることは注目すべきシグナルです。

GoogleからAI研究者の流出が継続

Googleは主要なAI研究者を競合他社に奪われ続けていると報じられています。DeepMindを中心とするAI人材の流出は、同社の競争力に影響を与える可能性があります。

AI分野では人材獲得競争が激化しており、研究室から独立したスタートアップや競合企業への移籍が相次いでいます。

Qualcommがデータセンター市場に参入 — Dragonfly C1000

Qualcommは「Dragonfly C1000」という新しいプロセッサでデータセンター市場への本格参入を発表しました。これまでモバイル向けで強みを持ってきた同社が、AI推論を含むデータセンター用途に進出する動きは、半導体業界の競争構造に変化をもたらす可能性があります。

AnthropicがAlibabaによる不適切アクセスを主張

Anthropicは、AlibabaがClaude AIモデルにアクセスするための「大胆な」キャンペーンを実行したと主張しました。詳細はWSJの報道によるもので、AIモデルの知的財産保護とセキュリティを巡る新たな懸念を浮き彫りにしています。

AI企業間でのモデル保護と不正アクセス防止は、業界全体の課題になりつつあります。

(参考)小規模モデルのコーディング性能を劇的に向上させるサンプラー手法

RedditのLocalLLaMAコミュニティで話題になっている研究によると、新しいサンプラーとベリファイアの組み合わせにより、0.5Bパラメータの小規模モデルのコーディング性能が2〜4Bクラスに匹敵するレベルまで向上するとのことです。ただし、ベリファイアモデルの追加学習が必要でVRAM要件が倍増するなど、実用上の課題もあります。