GoogleがSpaceXと月額9.2億ドルのコンピューティング契約

GoogleがSpaceXに対し、月額9億2000万ドル(年間換算で約110億ドル)でコンピューティングリソースを提供する契約を発表しました。この発表は、SpaceXの歴史的IPOのわずか1週間前に行われました。AIインフラの需要が急速に拡大する中、宇宙ベンチャーとビッグテックの連携がさらに深まると見られます。

Florida州がOpenAIを提訴 — ChatGPTを「欠陥製品」と位置づけ

Florida州はOpenAIとCEOのSam Altman氏を相手取り、画期的な訴訟を起こしました。83ページに及ぶ訴訟内容は、ChatGPTを製品責任の対象となる「欠陥製品」として扱い、未成年者へのリスク、年齢確認の欠如、安全性への不十分な投資などを指摘しています。公害(public nuisance)としての側面も主張されており、数十億ドル規模の損害賠償が請求される可能性があります。AI企業に対する州レベルの訴訟としては全米初で、今後の法的先例として注目されます。

AnthropicがAI開発の世界的減速を提案

Anthropicは、AI開発のグローバルなスローダウンを提案しました。主要なAI企業自ら開発ペースの抑制を呼びかけるのは異例の動きです。安全性への懸念を背景にした提案とみられますが、競合他社やオープンソースコミュニティとのバランスが焦点となります。

NVIDIAが550Bパラメータの新モデル「Nemotron-3-Ultra」を公開

NVIDIAがHugging Faceで「NVIDIA-Nemotron-3-Ultra-550B-A55B-NVFP4」を公開しました。550Bパラメータ(アクティブ55B)のLatentMoEアーキテクチャで、Mamba-2とMoE、Attentionのハイブリッド構成を採用しています。コンテキスト長は最大100万トークン、日本語を含む10言語に対応し、複雑な推論やエージェントワークフロー、ツール利用に最適化されています。NVFP4量子化により、GB200/B200×4枚またはH100×8枚で動作します。

Sakana AIが「再帰的自己改善(RSI)Lab」を設立

東京のSakana AIが、AIが自らを改善する「Recursive Self-Improvement(RSI)」に特化した研究ラボを設立しました。AIによるAIの改善は、能力の急激な跳ね上がり(intelligence explosion)につながる可能性があり、安全性の観点からも重要な研究分野です。Hacker Newsでは12ポイント、7コメントの議論を呼んでいます。

Metaが全米各地にAIサーバー用のテントを建設

Metaが米国各地にAIサーバーを収容するためのテント構造の施設を建設しています。Mad Maxを思わせる外観のこれらの施設は、建設に約3ヶ月を要し、ジェットエンジンを動力源として使用するとのことです。データセンターの需要が供給を大幅に上回る中、従来型施設の建設を待たずにインフラを拡大するための大胆なアプローチと言えます。

その他のトピック

  • UKがGoogleにAIスクレイピングのオプトアウトを命令: 英国の競争監視機関がGoogleに対し、パブリッシャーがAI学習用のスクレイピングを拒否できるようにするよう命じました。
  • TanStack AIがMCP対応を発表: フロントエンドライブラリのTanStackがAI統合を強化し、MCP(Model Context Protocol)対応を発表しました。
  • Busbar — ワンバイナリで全LLMを統合するRust製ゲートウェイ: 複数のLLMエンドポイントを1つのURLでロードバランスするOSSツールが公開されました。
  • Gemma 4 12Bのコーディング・ツール呼び出し問題に修正: チャットテンプレートの修正でGemma 4 12Bのツール呼び出しが正常に動作するようになるというPSAが話題に。