Anthropic: Claudeが自らのコードの80%超を生成

Anthropicが明らかにしたところによると、同社のAIモデル「Claude」は現在、マージされたコードの80%以上を自ら書いている。AIが自身の開発に深く関与するようになったことは、ソフトウェア開発における自己改善ループの加速を示唆している。

Anthropicはこのペースが「予想より速い」としており、AIによるコード生成が単なる補助ツールから、開発プロセスの主力へと移行しつつあることがうかがえる。ただし、生成されたコードの人間によるレビューと承認のプロセスは維持されている。

GoogleがSpaceXと月額9億2000万ドルの計算能力契約

Alphabet傘下のGoogleは、イーロン・マスクのSpaceXと、月額9億2000万ドル(約1,400億円)で計算能力を提供を受ける契約を締結した。この契約は2025年10月から2029年半ばまで続き、総額は400億ドル規模に達する見込み。

GoogleにとってAI競争相手との提携は数週間で2件目。巨大な計算リソースの確保が、AI企業にとって最重要課題となっていることがあらためて浮き彫りになった。

ApolloがAnthropic向けAIチップ購入のため350億ドル調達

投資会社Apollo Global Managementは、AnthropicのAIチップ購入を支援するため、350億ドル(約5兆3,000億円)の債務資金調達を完了した。これはAIインフラへの単一投資として最大規模のもので、Anthropicが計算能力の大幅な拡大を計画していることを示している。

AnthropicはすでにGoogleやAmazonからの資金・計算リソース支援を受けているが、Apolloとのこの取り決めは、AI企業への投資形態が多様化していることを示す。

Reid HoffmanがMicrosoft取締役を退任、AI新会社「Manas」に集中へ

LinkedIn共同創業者でベンチャーキャピタリストのReid Hoffman氏が、Microsoftの取締役を今年中に退任すると発表した。氏は新しいAI企業「Manas」に注力するためで、「創業者モードに戻る必要がある」と述べている。

Hoffman氏はこれまでOpenAIの取締役も務めるなど、AI業界の重要人物として知られる。Manasの詳細は現時点で明らかになっていないが、氏の全面的なコミットメントは同社の野心を示唆している。

ケンブリッジ大学、AI設計「万能ワクチン」の臨床試験に成功

英ケンブリッジ大学は、AIが設計した抗原を用いる「ユニバーサルワクチン」の初の臨床試験に成功したと発表した。研究チームはサルベコウイルス群のゲノム配列を機械学習で解析し、グループ共通の「スーパーアンテナ」を設計。健康な39人に投与し、安全性と免疫応答を確認した。

この成果は、未知の変異株にも対応できる次世代ワクチン開発に向けた重要な一歩とされる。AIが創薬プロセスの初期段階から関与するケースとしても注目される。

Gemma 4 QAT、AMD 7900 XTXで良好なベンチマーク結果

Googleのオープン言語モデル「Gemma 4」のQAT(Quantization-Aware Training)版が、AMD Radeon 7900 XTX上で良好なベンチマーク結果を報告されている。テストによると、従来モデルと比較して高速化とVRAM使用量の削減を実現しつつ、品質の低下は見られなかったという。

AMD GPU上でのローカルLLM実行環境が成熟しつつあることは、NVIDIA依存の低減という観点でも意味がある。