ソフトバンクが史上最高値更新 — OpenAI上場期待で5日間40%急騰
ソフトバンクグループの株価が5月25日の東京市場で4.6%上昇し、史上最高値を更新した。5月20日からのたった5日間で株価は40%も上昇し、時価総額は40兆円(約2520億ドル)を突破した。
急騰の背景にあるのは、OpenAIとSB Energyの上場期待だ。ソフトバンクはOpenAIへの大口出資者として知られており、同社が株式公開(IPO)を行った場合のリターンが市場で大きく評価されている。AI需要への楽観観がテックセクター全体を押し上げる中、ソフトバンクはその象徴的な銘柄として資金を集めている。
ただし、上場時期や条件は確定しておらず、現時点では期待先行の面が強い。実際の投資リターンが市場の期待に応えられるかは、OpenAIの事業展開次第と言える。
IBMが数千規模のAIエージェント統制製品群を発表
企業におけるAIエージェントの活用が進む中、複数のエージェントをどう統制するかが大きな課題となっている。IBMはこの課題に対応するため、AIオペレーティングモデルと関連製品群を発表した。
数千規模のエージェントを統合的に管理・監視する仕組みで、ガバナンスやセキュリティの観点からもエージェントの挙動を制御できる設計となっている。企業が本格的にAIエージェントを業務に組み込む際の「統制の壁」を意識した製品展開とみられる。
ServiceNowがAIエージェントの「データの空白」を埋める機能を発表
IBMと同様に、ServiceNowも年次イベントでAIエージェント関連の新機能を発表した。注目されるのは、サイロ化したデータとガバナンスの未整備という「AIエージェント導入の壁」に直接アプローチする機能群だ。
AIエージェントが業務で有効に機能するには、社内の様々なシステムに散在するデータにアクセスできる必要がある。しかし現実にはデータが部門間で分断されており、エージェントが正しい判断を下せない「データの空白」が生じている。ServiceNowの新機能は、この空白を埋めることでエージェントの実用性を高める狙いだ。
Qwen 3.6がRTX PRO 6000で3500tpsを記録
ローカルLLMコミュニティでQwen 3.6のベンチマーク結果が話題になっている。2枚のRTX PRO 6000を使用したテストで、Qwen 3.6 35B BF16が128コンカレンシーで3500tps(トークン毎秒)の生成速度を記録した。プロンプト処理速度も30,000tpsに達している。
27BモデルでもMTP(Multi-Token Prediction)を有効にした64コンカレンシー設定で1800tpsを達成。MTPオフでも1600tpsを記録しており、RTX PRO 6000のメモリ帯域が大規模モデルの高速推論に大きく寄与していることがわかる。
llama.cppのチェックポイント修正でエージェントコーディングが改善
llama.cppに、エージェントコーディング時のレスポンス向上を目的としたチェックポイント生成の修正パッチが提案された。
現在、opencodeなどのツールはコンテキスト最適化のために会話履歴を書き換えるが、これによりllama.cppが文脈全体を再処理する必要が生じ、70kトークンの場合は「forcing full prompt re-processing」が発生して待ち時間が長くなる問題があった。
この修正は最悪のケース(全プロンプトの再処理)を回避し、実際に変更された部分のみを再処理する「ベストケース」に近づけるもの。提案者は約2週間使用しており、エージェントコーディングの体感レスポンスが明確に改善したと報告している。