AlphaProof Nexusが56年未解決のエルデシュ予想を自律解決

Google DeepMindのAlphaProof Nexusが、数学者たちを56年間悩ませてきたエルデシュ予想を含む9つの未解決問題を自律的に解決した。1問題あたりの推論コストはわずか数百ドル。OpenAIの自然言語アプローチとは異なり、Lean証明支援系を使ってすべての証明ステップを自動検証する仕組みを採用している。

ただし成功率は2.5%にとどまっており、試行回数でカバーする構造になっている。それでも、形式的に検証された証明を自律的に生成できるという点で、AIの数学研究への貢献が新たな段階に入ったことを示している。

法王レオ14世、回勅でAIの「武装解除」を訴える

法王レオ14世がカトリック教会への歴史的演説の中で、AIは**「武装解除」されるべき**だと訴えた。AIをより「人間に優しい」ものにし、独占的支配から解放し、地政学的・商業的利益の追求から転換すべきと強調した。

Hacker Newsでも「Magnifica humanitas」と題する回勅が話題になっており、AIは人類に奉仕すべきであり権力を集中させるべきではないというメッセージが広く共感を集めている。

MetaとGoogleのAIガードレイルが数分で突破される

Financial Timesの報道によると、MetaとGoogleのAIモデルに設定された安全ガードレイルがわずか数分で剥がされることが判明した。AIの安全性を担保するためのセーフガードが、比較的簡単な手法で回避可能であることが浮き彫りになった。

この報道は、WIREDが指摘する「AI時代のバグ狩り軍拡競争」とも重なる。攻撃者がAIを活用して脆弱性を発見するスピードが、パッチ適用の速度を上回りつつあるという指摘も出ている。

NuExtract3: 4Bパラメータで文書理解に特化したVLM

numindがNuExtract3をリリースした。4Bパラメータの視覚言語推論モデルで、構造化情報抽出と高品質な画像→Markdown変換を統合している。スキャン、レシート、フォーム、請求書、契約書、表などあらゆる文書タイプに対応し、RAG前処理やOCRパイプラインに適している。

推論モードと非推論モードの切り替え、テンプレート生成機能、多言語対応を備えており、GGUFやMLX、vLLMなど主要な推論フレームワーク向けの量子化版も公開されている。

イーロン・マスクがGrok 0.5Tモデルを予告

イーロン・マスクがXで、来年0.5T(5000億パラメータ)のGrokモデルをリリースする計画を明らかにした。Grok-3のオープンソースリリースに続く大きな動きとして、LocalLLaMAコミュニティで注目を集めている。

日立がAnthropicと提携、100兆円フィジカルAI市場を狙う

日立製作所がフィジカルAIをテーマとしたカンファレンスを開催し、前日に発表したAnthropicとの戦略的パートナーシップを軸に、100兆円規模のフィジカルAI市場の獲得戦略を示した。ITmediaの報道によると、控えめに言って100兆円という巨大市場を見据えた日立のAI戦略が明らかになった。

AIコーディングエージェントへの懐疑的な声

プログラマーのGeorge Hotzが、AIコーディングエージェントはソフトウェア開発における**「最もコストのかかる間違いの一つ」**になると警告した。6ヶ月間のテストの結論として、LLMはプロトタイプの作成には速いが詳細で崩壊し、発見しづらいバグを生み出すと指摘。AIコミュニティ内のLLMの役割に対する見方の深い分断を象徴する発言として注目されている。


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