高市総理がClaude Mythosを巡りサイバー攻撃対策を指示
高市早苗総理大臣は5月12日の閣僚懇談会で、米Anthropicの最新AIモデル「Claude Mythos Preview」などが持つサイバー攻撃性能の向上を受け、関係閣僚に対しサイバー攻撃対策の強化を指示した。
国内の首相レベルで特定のAIモデル名を挙げて対策を指示するのは異例の対応と言える。Claude Mythosの公開以降、AIを悪用したサイバー攻撃のリスクが各国で議論されており、日本政府も警戒を強めていることを示唆している。
今後、政府内で具体的な対策の検討が進むとみられる。
AIエージェント企業の8割が人員削減――Gartner調査
Gartnerの調査によると、AIエージェントなどを活用し自律的に業務を遂行している組織の約80%が人員削減を進めていることが分かった。
ただし、人員削減が直ちに費用対効果(ROI)の向上に結び付いているわけではないという。削減によって失われるノウハウや、AI導入に伴う新たなコストが、期待通りの効果を阻んでいるケースが少なくないとみられる。
AIによる業務効率化は進む一方で、「人を減らせばよい」という単純な構図では収益性の改善に至らないという教訓は、これからAI導入を検討する企業にとっても参考になるだろう。
Amazon従業員がAI利用を水増し――FT報道
英フィナンシャル・タイムズ(FT)の報道によると、Amazonの従業員がAIツールの利用実績を水増しするために、不要なタスクにAIを使っている実態が浮上した。
企業内でAI導入の指標として「利用量」を重視するあまり、従業員が形式的な利用を繰り返すという副作用が起きている。AI活用の進捗を測る指標の設計が、本来の目的と乖離し始めている例と言える。
AI導入を推進する企業にとって、「利用量」ではなく「業務成果」で評価する仕組みの重要性を示唆する事例だ。
Unitreeが有人変形ロボット「GD01」を発表、価格1億円
中国のロボット開発企業Unitree Roboticsは、人が乗れる変形型ロボット「GD01」を発表した。
二足歩行から四足歩行に変形する機構を持ち、量産型での価格は1億円とされている。有人搭乗型の変形ロボットというコンセプトはこれまで類を見なく、実用化への道のりは不明だが、ロボット分野の技術的可能性を示す象徴的な存在と言える。
Wixが250本のAIエージェント評価で「スキルvsドキュメント」を検証
Wix Engineeringのチームは、250本のAIエージェント評価を実施し、スキルベースのプロンプトとドキュメントベースのプロンプトのどちらが優れているかを検証した。
結果は「単純な優劣ではない」というもので、タスクの種類や複雑さによって適したアプローチが異なることが分かったという。AIエージェントをプロダクションで運用する上で、実践的な知見を提供する研究として注目される。
Z世代新人の研修切り札はAI
生成AIの普及に伴い、新入社員研修にAIを活用する企業が増えている。アバターを相手に接客練習を行ったり、AIを使ったシステム開発を体験したりする取り組みが広がりを見せている。
導入企業は効率的で実践的な研修が可能になる点をメリットとして挙げる一方、AIには誤回答のリスクもあるため、情報リテラシー教育にも注力するとしている。AIを「切り札」としつつも、その限界を理解した上での活用が求められている。
参照:
- 高市総理、サイバー攻撃対策指示 「Claude Mythos」巡り - ITmedia AI+
- AIエージェントなどを活用している企業の8割が「人減らし」 - ITmedia
- Amazon staff use AI tool for unnecessary tasks to inflate usage scores - Financial Times
- 「有人変形ロボット」登場、二足→四足歩行に 量産型で価格は1億円、中国Unitree - ITmedia AI+
- We Ran 250 AI Agent Evals to Find Out If Skills Beat Docs - Wix Engineering
- Z世代の新入社員、研修の切り札はAI - ITmedia